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[9A-05] 擬人化キャラクターデザインに関する研究
商品「もみだし茶」の擬人化提案
キーワード:character content, personification
本研究は、商品擬人化キャラクター提案にあたり、既存の商品擬人化萌えキャラを対象に調査し、その結果を元に、各キャラクターの商品擬人化上の効果、また実応用と運営状態について考察を行った。 擬人化キャラクター実用化のため製茶問屋マルヒデ岩崎製茶と連携し、ビジネス構成や規模などと似たような実例を見出し、商品「もみだし茶」をデザイン対象とした。また、現場訪問や商品体験などから、外見からのデザインではなく、商品の使用方法などの行動から擬人化する必要があることを明らかにした。この商品の認知度アップを目指し、ターゲットの年齢層から考え、主ターゲットの傾向性と好みを分類し、対象商品の個性が生かせる方法を幾つか提案し、討論を行った。そこで、情報可視化の適切な要素でいくつのバリエーションが考えられ、商品機能から擬人化する可能性と方向性を示した。特に商品自身だけでなく、ターゲットの年齢層、購買動機からデザインの重心を検討する余地があるとされている。今後は、この結果をもとに製茶問屋マルヒデ岩崎製茶の商品「もみだし茶」を対象に制作を確定し、オフラインとネットメデイアの展開について検討を引き続き行う。