日本デザイン学会 第69回研究発表大会

講演情報

ポスター

[PA] エリアA(家具、木工、建築、インテリア、環境、景観、地域振興、地域研究、その他)

2022年6月26日(日) 10:50 〜 11:50 エリアA (ポスター発表)

[PA-03] タケ材を用いた編組構成による収納家具部品への応用可能性検討

*兪 建琳1、白石 照美2、阿部 真理2、森岡 大輔2 (1. 拓殖大学大学院、2. 拓殖大学)

キーワード:Bamboo, Woven Structure, Indoor Disaster Prevention


弾性を有し、室内防災に寄与する収納家具の材料としてタケ材に注目している。本報告では、まず、市販されているタケを主材とする家具の現状を調査した。その結果、ほとんどが集成材による小型のフレーム構造である傾向を把握した。弾性を保ちながら収納性を高めるために、編組構成による面材および収納家具部品が有効であると仮定し、平タケひごと床革を用いて編んだ面材ついて破壊試験を実施し、タケ材の幅、編み方、材料の組合せによって強度や変形の仕方が異なることがわかった。