日本デザイン学会 第69回研究発表大会

講演情報

ポスター

[PA] エリアA(家具、木工、建築、インテリア、環境、景観、地域振興、地域研究、その他)

2022年6月26日(日) 10:50 〜 11:50 エリアA (ポスター発表)

[PA-21] 誰もが楽しむことができる遊びの検証

遊び「けいとでおえかき」の実施報告

*小宮 加容子1、細谷 多聞1、田中 悠宇2、堀田 ゆりあ2 (1. 札幌市立大学、2. 札幌市立大学デザイン学部)

キーワード:Universal Design, necessity condition for play, Yarn drawing


本稿では継続的に遊びの提案を行なってきた「あそびlab!オヘソ」の活動から得た知見に加え、障がい者アート活動の調査から得た情報をふまえた「誰もが楽しむことができる遊び」に必要な6つの条件を提示した。これらは、遊び方、場づくり、道具選び、交流に関する条件であった。2021年12月に夕張市民講座において、この6つの条件を満たした遊び「けいとでおえかき」を実施した。その結果より、幅広い年齢層の参加者であったが、その誰もが楽しむことができる遊びであることを確認した。