Japanese society of radiological technology kinki branch

Presentation information

Oral Presentation

Nuclear Medicine

Sun. Jan 21, 2018 2:30 PM - 3:20 PM Room3 (3F)

座長:川口 弘之(住友病院)、川瀬 滋人(京都大学医学部附属病院)

3:10 PM - 3:20 PM

[65] The influence of ablation using 1,110MBq of 131I on 201Tl myocardial SPECT in the next room

*熊山 義孝1、室谷 和宏1、川本 春彦1、西奥 忠純1 (1. 和歌山県立医科大学附属病院)

【目的】131Iアブレーション(1,110MBq外来投与)と同時に,壁を隔てた隣室でSPECT検査(心筋Tl-SPECT)を行っているが,γ線用シンチレーションサーベイメータで線量分布を計測したところSPECT検査台付近ではバックグラウンドの4.5倍の線量があった.そこでSPECT検査の画像に影響があるかを簡易的に自作ファントム等で検討した.

【方法】線源は131Iカプセルの代わりに131I-アドステロール注射液を用いて,線量計の示す値(平均0.54μSv/h)の位置に置いてSPECT収集を行った.簡易的に自作ファントムを用いて131I線源のある場合と無い場合を比較した.

【結果】心筋SPECT時には131I線源がほとんどガントリの裏側にあるため影響が無いように考えていたが,実際はLモードでガントリが真上にきて終了する最後の数viewにかなり影響があった.簡易的に自作ファントムで画像収集した結果,ブルズアイでは視覚的に,QPSではスコアマップに違いが生じた.いずれも131I線源がカウントされるガントリ方向(側壁から前壁)と一致していると考えられ,131Iアブレーション時には何らかの遮蔽が必要と思われた.