3:00 PM - 3:10 PM
[64] A Basic study for the quantification of dynamic SPECT under resing conditions by using 123I-IMP
【目的】我々は,第37回日本核医学技術学会総会で,123I-IMPによる脳血流SPECTにおいて3検出器型SPECT装置(GCA-9300R)及び123I専用ファンビームコリメータ(N2)を用いた場合,5分以上の収集において散乱・減弱補正を用いても再構成法に3D-OSEM法を行うことにより定量性が担保できることを報告した.今回,ファントム実験により短時間収集で定量性担保を考慮した最適なButterworth filterの条件に関する検討を行った.
【方法】123I-IMP_167MBq投与相当で,散乱線補正にTEW法・減弱補正にCTAC法・再構成法に3D-OSEM法を用い,均一,濃度,脳ファントムにより,収集時間を1〜15分変化させ①濃度ファントムによる濃度直線性②脳ファントムによる局所脳血流カウント比及びNMSEをButterworth filterの遮断周波数を変化させ比較を行った.
【結果】収集時間に依存せずButterworth filterの遮断周波数を固定しなければ定量性が担保できないことが示唆された.
【方法】123I-IMP_167MBq投与相当で,散乱線補正にTEW法・減弱補正にCTAC法・再構成法に3D-OSEM法を用い,均一,濃度,脳ファントムにより,収集時間を1〜15分変化させ①濃度ファントムによる濃度直線性②脳ファントムによる局所脳血流カウント比及びNMSEをButterworth filterの遮断周波数を変化させ比較を行った.
【結果】収集時間に依存せずButterworth filterの遮断周波数を固定しなければ定量性が担保できないことが示唆された.