The 28th Kinki Association for Clinical Engineers

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一般演題

一般演題6
血液浄化③・呼吸療法

Sun. Oct 9, 2022 2:40 PM - 3:40 PM 第3会場 (Zoom)

座長:梅本 芳弘(済生会滋賀県病院)、吉田 新(淡海医療センター)

[06-05] 人工呼吸器教育における人工呼吸シミュレーションアプリの使用経験

*杉原 大翔1、松川 美恋1、佃 恵里1、林 勇希1、森田 颯1、布江田 友理1 (1. 森ノ宮医療大学)

【目的】人工呼吸器装着患者の呼吸ケアは、人工呼吸器離脱の促進や人工呼吸器の装着期間の短縮を図るため、多職種が関わり、よりよい治療を検討し、呼吸管理の向上を促す。そのため、人工呼吸器に関する知識は多くの職種に共有する必要がある。臨床工学技士は機器操作や保守管理が業務であるが、他の職種は機器操作に慣れておらず、リハビリ中などのアラーム対応に戸惑うことがある。本研究では、人工呼吸シミュレーションアプリTruVentを使用し、多職種に活用できる人工呼吸器学習プログラムを検討した。 【方法】本研究では、理学療法士22名と学生73名に対して、バーチャルシミュレーションアプリを活用し、人工呼吸器操作に対する理解度を評価した。 【結果】調査への同意が得られた者は58名(理学療法士7名、理学療法士養成校生2名、臨床工学技士養成校生49名)であった。調査の結果から、人工呼吸シミュレーションアプリは、8割以上の学生が、人工呼吸モニタ波形に対する理解度が上がったと評価していた。 【考察】人工呼吸シミュレーションアプリは、指導者と学習者の接続が可能であり、指導者は学習者の操作状況を簡易的に知ることができる。本アプリは人工呼吸器の基本パラメータが導入されており、人工呼吸器と同様の操作が可能である。人工呼吸シミュレーションアプリでは、タブレット端末を準備することで、リアルタイムに表示ができ、使用者自身で各パラメータを操作し波形の変化を即座に理解ができる。人工呼吸装置装着患者の治療には多職種が関わるため、人工呼吸モニタ波形を身近に理解できる機材が必要である。人工呼吸器を操作するためには駆動源である電源や医療ガスが必要となるが、シミュレーションアプリは、実施場所を限定する必要がない利点があり、人工呼吸器操作およびモニタ波形の理解には大いに活用できると思われる。