[06-04] 慢性期呼吸器導入患者に対するMI‐Eを用いた排痰管理
(はじめに)
人工呼吸器装着患者の喀痰管理は合併症や患者の予後に非常に重要な要素である。 今回、RTX レスピレータの導入を行い無気肺の改善に繋がった1例について報告する。
(既往歴)
48歳男性。水頭症、心不全~呼吸不全、尿路感染による敗血症により人工呼吸器導入となる。
(背景)
自宅にて喀痰が原因と考えられるSPO2の低下がみられ、緊急入院。喀痰排出困難、呼吸不全により人工呼吸器導入となった。CTでは喀痰貯留著名であり、体位ドレナージ、スクイージング等を行った。それでも尚、改善が認められなかったため、RTXを導入し評価を行った。
(方法)
聴診、触診を行い、体位、キュイラス等の位置を調整しドレナージを行う。 RTXレスピレータのSECRETION CLEARANCEモードを使用する。このモードでは、バイブレーション機能とコフ(疑似咳)を組み合わせることで、気道内分泌物の喀出を促進する。この際リークが極力ないようにしっかりとキュイラスを装着する。
(結果)
RTXを実施したことで、体位ドレナージおよびスクイージングだけでは改善困難であった気道内分泌物の回収ができた。また、CT上でも無気肺の改善が確認できた。
(考察)
今回のRTX導入による臨床的効果、比較対象の証明を行うことは難しい。しかし、RTX後喀痰の回収は行えているため、咳嗽力の低下した患者に対してRTXを行うことにより、気道内クリアランスの改善、無気肺、肺炎等の予防効果が期待できると考える。また、上記の効果により、入院日数の短縮、早期の人工呼吸器離脱が期待できる。今後様々な症例において有効性の確認やデータの蓄積を行い、設定、時間等のさらなる検討が必要であると考える。
人工呼吸器装着患者の喀痰管理は合併症や患者の予後に非常に重要な要素である。 今回、RTX レスピレータの導入を行い無気肺の改善に繋がった1例について報告する。
(既往歴)
48歳男性。水頭症、心不全~呼吸不全、尿路感染による敗血症により人工呼吸器導入となる。
(背景)
自宅にて喀痰が原因と考えられるSPO2の低下がみられ、緊急入院。喀痰排出困難、呼吸不全により人工呼吸器導入となった。CTでは喀痰貯留著名であり、体位ドレナージ、スクイージング等を行った。それでも尚、改善が認められなかったため、RTXを導入し評価を行った。
(方法)
聴診、触診を行い、体位、キュイラス等の位置を調整しドレナージを行う。 RTXレスピレータのSECRETION CLEARANCEモードを使用する。このモードでは、バイブレーション機能とコフ(疑似咳)を組み合わせることで、気道内分泌物の喀出を促進する。この際リークが極力ないようにしっかりとキュイラスを装着する。
(結果)
RTXを実施したことで、体位ドレナージおよびスクイージングだけでは改善困難であった気道内分泌物の回収ができた。また、CT上でも無気肺の改善が確認できた。
(考察)
今回のRTX導入による臨床的効果、比較対象の証明を行うことは難しい。しかし、RTX後喀痰の回収は行えているため、咳嗽力の低下した患者に対してRTXを行うことにより、気道内クリアランスの改善、無気肺、肺炎等の予防効果が期待できると考える。また、上記の効果により、入院日数の短縮、早期の人工呼吸器離脱が期待できる。今後様々な症例において有効性の確認やデータの蓄積を行い、設定、時間等のさらなる検討が必要であると考える。