Mate2021

プレナリー・セッション紹介

プレナリー・セッション1

スーパーコンピュータ「富岳」~世界一を支えたテクノロジ~ 


 

 
 

清水俊幸
富士通株式会社 
プラットフォーム開発本部 
プリンシパルエンジニア

       


 

 1988年富士通入社。富士通研究所にて並列計算機AP1000などの研究開発に取り組む。1995年より、スーパーコンピュータ、およびUNIXサーバー製品の開発に参加。新規インターコネクト「InfiniBand」の開発・事業化を推進。スーパーコンピュータ「京」の開発では、前身となった要素技術研究プロジェクト「ペタスケールインターコネクト(PSI)」で「高機能スイッチ」を開発。さらにそれを発展させた「Tofuインターコネクト」の開発をリード。その後、富士通のスーパーコンピュータ(FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10、FX100、FX1000、スーパーコンピュータ「富岳」)のシステム開発主管。
 
1996年から1年間、米Wisconsin-Madison校で、David Wood教授の客員研究員。2010年から5年間、九州大学客員教授。

 
プレナリー・セッション2

IBM Quantum Computer
                                  〜量子アドバンテージの時代に向けて〜  

  


 

 
 

渡辺 日出雄
IBM東京基礎研究所
IBM Lead of IBM Q Hub @ Keio University
Member, IBM Academy of Technology
 

       


 

  IBM入社以来、東京基礎研究所にて自然言語処理の研究に従事し、特に機械翻訳やテキストマイニングの研究に取り組む。テキストマイニングの製品IBM Content Analytics(現Watson Discovery)や、機械翻訳の製品(WebSphere Translation Serverとインターネット翻訳の王様)などの開発にも従事。2011年の東日本大震災後、東北大学災害科学国際研究所と連携したレジリエンス工学の研究を推進。その後、数理科学チームのマネージャーとして、AIや機械学習関連の研究のチームをリード。2018年より慶応大学のIBM Q HubのIBM側責任者。
 2010年人工知能学会より「現場イノベーション賞(金賞)」を受賞、2012年文部科学省より「文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)」を授与された。工学博士。