13:00 〜 13:45
[1409] CCSに関する知識共有とコミュニケーションの枠組み構築
キーワード:CCS, 知識共有, コミュニケーション, アウトリーチ, フォーカスグループインタビュー
CCS(CO2回収・貯留)は関連する分野が多岐にわたるため、その理解促進の課題としては、(A)広い分野にまたがる専門的知見の統合と、(B)専門家-非専門家間の効果的なコミュニケーションの確立という2つのフェーズが考えられる。それらの課題に取り組むため、筆者らは、専門家や技術者が個々に保有する知識の体系化と、様々な利害関係者とのコミュニケーション手法の開発を目的とした研究を実施した。具体的には、約40名の国内専門家からなる「知識共有ネットワーク」を組織し、CCSを一般市民に理解してもらうための説明項目や内容について、対面及びWeb上で議論、抽出した。その結果は論証モデル(argumentation model)を用いて体系的に整理された。さらに、その議論を基に一般市民を対象としたアウトリーチプログラムを作成し、少人数のグループを対象に試行することで(フォーカスグループインタビュー)その効果や課題を検証した。ここでは、3年にわたる本プロジェクトについて、その成果を簡単に紹介する。
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