MMIJ Annual Meeting 2015

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一般講演

鉱物処理

Sat. Mar 28, 2015 9:15 AM - 12:00 PM 第3会場 (千葉工業大学)

司会: 三木一 (九州大学), 日下英史 (京都大学)

10:45 AM - 11:00 AM

[2306] Case study of mineralogical analysis of refractory gold ore and its application to mining projects

青木悠二1 (1.住友金属鉱山株式会社)

司会: 日下 英史 (京都大学)

Keywords:難処理金鉱石, 鉱物分析

多くの金鉱山では青化浸出法および比重選鉱法などのプロセスで金を回収しているが、難処理金鉱石を処理する場合には前処理として酸化焙焼法、加圧浸出法等を組み合わせる。金鉱石処理における重要な要素は適切な処理プロセスを選択することである。処理プロセスを選択する上で、金の存在形態を把握することは新規開発プロジェクトの評価および操業鉱山の生産性改善において重要である。しかし、各分析、試験法にはそれぞれ長所、短所があり、単一の手法で得られた知見のみでは、金の形態把握が不十分な場合がある。本報告では、新規鉱山開発プロジェクトにおいて、浮選試験、診断溶出試験(diagnostic leach experiment)、SIMS(二次イオン質量分析法)等を用いて硫化鉱物中に微細な形態で金が存在するInvisible金が金鉱物の主な形態である知見を得て、処理プロセスの検討に用いたケースおよびMLA (Mineral Liberation analyzer)によって、難溶性金鉱物の存在を定量化し、既存鉱山の操業改善に寄与したケースについて報告し、鉱物分析の重要性を示す。

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