MMIJ 2015,Matsuyama

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企画講演

土壌汚染対策の新展開ー新規規制・自然由来物質への対応ー

Tue. Sep 8, 2015 9:30 AM - 12:00 PM 第2会場 (EL22)

司会:駒井武(東北大学), 晴山渉(岩手大学), 中村謙吾(東北大学)

11:30 AM - 11:50 AM

[1204] Updating information on newly regulated substances for soil contamination

駒井武1 (1.東北大学)

司会:駒井武(東北大学)

Keywords:土壌汚染対策, 新規規制対象物質, リスク管理

1,4-ジオキサン、塩化ビニルモノマーなどの化学物質は、現状では土壌汚染対策において未規制であるが、中央環境審議会でそれらの基準値や試験法、調査法などの検討が進められつつある。平成23年にはカドミウム、またトリクロロエチレンについて、水道水質基準や水質環境基準、または地下水基準の変更が行われた。また、排水基準項目では、平成24年から塩化ビニルモノマーおよび1,2-ジクロロエチレンが加えられた。さらに、未規制ではあるが鉱物油のように健康リスクが大きく、総体として土壌や排水のリスク管理を実施すべき項目もある。このように、最近における土壌・水質環境の規制の状況は大きく変わりつつあり、その検討状況を注視する必要がある。本講演では、このような規制対象物質の動向と対応について総括的に述べる。


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