MMIJ 2015,Matsuyama

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企画講演

坑廃水の水量低減・水質改善技術開発の展開

Thu. Sep 10, 2015 9:00 AM - 2:00 PM 第6会場 (EL32)

9:30 AM - 9:50 AM

[3603] Results and Future Developments of Sealing Mining Levels for Reduction of Mine Drainage

富山眞吾1, 河村裕二1, 江波戸昌徳2, 山本拓治3, 迫田昌敏4 (1.三菱マテリアル株式会社, 2.応用地質株式会社, 3.鹿島建設株式会社, 4.独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

司会:迫田昌敏(JOGMEC)

Keywords:休廃止鉱山, 坑廃水, 発生源対策, 水量低減, 水質改善

本事業は前事業「休廃止鉱山鉱害防止技術等調査研究事業」等の成果と課題を引き継ぎつつ、開発を進めてきた。想定条件は人が立ち入ることのできない坑内空間の充填であり、位置と形状を効率的に計測する必要があるが、試験サイトでの実証とフィードバックを経ることで有効な調査フローを構築することができた。充填材料の開発と設計検討では、前事業に対してコスト削減を図る見通しを立てるとともに、所要の性能を満足する配合設計の手法を確立した。さらには充填効果および安全性の事前評価手法の高度化を図ることができた。これら個別技術の成果に加えて、試験サイトでの調査・モニタリングやそれらデータを踏まえた効果予測と充填試験設計等を総合的に進めることで、要素技術間のアウトプットの受け渡しを明確化し、全体技術としての体系化が可能となった。今後、発生源対策工として全国休止鉱山現場への適用を促進するべく、本報で事業成果の全体像を紹介する。


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