資源・素材2016(盛岡)

講演情報(2016年8月18日付)

一般講演

資源開発技術・資源と社会

2016年9月13日(火) 09:45 〜 12:00 第5会場 (13番講義室)

司会: 福田大祐(北海道大学), 安達毅(秋田大学)

11:45 〜 12:00

[1508] 銅の供給予測モデル及び持続可能性評価

高須大賀, 村上進亮 (東京大学)

司会: 安達毅(秋田大学)

キーワード:需給分析、資源開発、カッパーピーク、リサイクル、持続可能性

銅は電線と伸銅品を中心に工業用途に幅広く使用され、その需要は1960年代以降増加してきた。銅地金の生産量は2014年では2250万トンとなっており、これは1960年の消費量と比較すると5倍程度となっている。このように銅の需要が増加する一方で供給サイドでは鉱床の低品位化や奥地・深部化に伴い鉱山開発がますます難しくなっており、銅の持続的な供給の在り方が問われている。需要サイド、供給サイドの双方の要因によって銅の確保が困難になりつつある現状において銅資源の有限性から長期的なその需給の在り方が問われており、銅の需給分析は重要性を増している。本研究では鉱山開発からリサイクルまでを含む銅の供給モデルを作成し、長期的な需給分析を行うことで銅供給の持続可能性を評価する。また銅需要を満たす水準で銅の供給を可能な限り持続させるには今後どの程度リサイクルを促進しなければいけないか、もしくは銅需要をどの程度まで下げなければいけないかを検討する。

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