資源・素材2016(盛岡)

講演情報(2016年8月18日付)

企画講演

松川50周年にあたって-地熱発電これまでの50年、これからの50年

2016年9月15日(木) 10:00 〜 11:50 第1会場 (テクノホール)

司会: 當舎利行(熊本大学), 梶原竜哉(地熱エンジニアリング), 加藤昌治(北海道大学)

11:00 〜 11:25

[3104] 地熱発電設備の開発

古谷健一郎, 和田一宏 (株式会社東芝)

司会: 當舎利行(熊本大学)

キーワード:東芝、国内初、地熱発電、フラッシュ

(株)東芝は、1966年に日本国内初の発電設備を松川地熱発電所に納めて以来、国内外の地熱発電設備の納入実績を積み上げ、発電容量にて世界第1位の地熱発電設備メーカーとして自然エネルギーの有効活用に貢献している。地熱発電に使用される蒸気は不純物が含まれるとともに、タービン内部では水分を含む湿った蒸気となるため、通常の火力用タービンで培った技術に加え、実績に裏打ちされた地熱特有の技術を適用し性能、信頼性を向上し続けている。また、一次フラッシュ後の熱水を再度フラッシュさせたダブルフラッシュ発電設備など、数MWから100MWクラスまでの幅広い出力帯の地熱発電設備で地熱蒸気に見合ったフレキシブルな提案が可能である。近年では、枯渇井戸や小規模井戸を有効活用するための省スペース、短納期を特徴とするフラッシュタイプの小型地熱発電設備(Geoportable TM)を開発しニーズに答えている。

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