16:20 〜 16:40
[1212-21-09] 加圧浸出法を用いたヒ素含有銅鉱石の処理と現状調査
司会: 所千晴(早稲田大学)
キーワード:加圧浸出、銅、ヒ素
近年、銅鉱石中のヒ素品位が上昇する傾向にある。本研究では、加圧浸出法用い、硫砒銅鉱あるいは高ヒ素銅精鉱からの銅の回収とヒ素の分離技術について調査を行った。硫酸鉄(III)溶液などを用いた加圧浸出によって、鉱石中の銅は、銅濃度20g/L程度以上の浸出液として回収され、ヒ素はヒ酸鉄などの形態で浸出残渣に分離できることを明らかにした。このときの銅の浸出率は90%以上、ヒ素の浸出率は20%以下に留まるなど、銅、ヒ素の浸出挙動や浸出率に与える影響について考察を行った。これらの浸出結果のほか、浸出残渣からのヒ素の溶出性を含めた試験結果を報告する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください