14:00 〜 14:15
[1410-14-05] クラウド型トンネル施工データ管理システムの開発
司会: 村上進亮(東京大学)
キーワード:トンネル施工、ライフサイクル・マネジメント、データベース、クラウド・コンピューティング
我が国の多くのコンクリート構造物は、耐用年数が過ぎようとしている。そのため、解体や改修、新たな建造が行われている。その構造物には計画から廃棄までの段階があり、その全体をライフサイクルとしてとらえ、管理、運営、評価に供するライフサイクル・マネジメントが最近注目されている。土木トンネルにおいても同様で、分野の異なる様々な技術者がより効率的な作業を行うために、施工から改修、閉鎖までのライフサイクルを管理、活用するシステムが求められている。しかしながら、トンネル施工データは多種多様であり、膨大なデータが日々蓄積される。データは紙媒体で記録、保管されているものも多く、分析効率を低下させている。本研究ではこうしたデータをデータベースに記録し、活用できるシステムを提案する。本システムは入力部と処理部に分けられる。入力部では、タブレット端末を用いた直感的なタッチ操作による入力が可能な入力システムを開発し、ツリー構造の電子データとして記録する。処理部では、記録したデータからデータベースを構築し、インターネット経由でデータ管理システムへアクセスすることで、データの閲覧、共有,検索を行うことができる。
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