リサイクル

[3211-22-06] Adsorption of PGM by aromatic amine compound

^○Kazutoshi Haga¹, Katuyuki Ishibashi¹, Sumito Yamakawa¹, Kazuya Matsumoto¹, Mitsutoshi Jikei¹, Atsushi Shibayama¹ (1. Akita University)

司会: 篠田弘造（東北大学）

Keywords:PGM, Aromatic amine, Adsorption

PGMを含む廃製品からPGMを回収する場合、酸溶解と溶媒抽出法を組み合わせた湿式プロセスが用いられる場合がある。しかしながら、ロジウムのような抽出不活性な金属は、抽出残液から回収されることが多く、既存の抽出剤では選択的な抽出が困難である。本研究では、パラジウム、白金、ロジウムの3種のPGMを相互分離するための抽出剤として、芳香族アミンを有する新規吸着材を用い、リサイクル原料由来のPGM含有溶液からのPGMの選択分離の可能性を調査した。本発表ではフェノキシアニリンとm-フェニレンジアミンの化合物（POA-m）を用いたPGM吸着試験の結果について報告する。