MMIJ Annual Meeting 2017

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一般講演

リサイクル

Wed. Mar 29, 2017 1:00 PM - 4:15 PM Room-2 (6号館 3階 636講義室)

司会: 篠田弘造(東北大学),芳賀一寿(秋田大学)

2:00 PM - 2:15 PM

[3211-22-05] The study on the packing structure of art cray sintered substance and challenge of sintering at low temperature

Tomoyuki Tawara1, Hitoshi Ohya1, Kosuke Oda2, Kinya Hirabayashi2, Tomoaki Kasukawa2, Akiyoshi Yatsugi2 (1. The University of Kitakyushu, 2. Aida chemical industries Co., LTD.)

司会: 篠田弘造(東北大学)

Keywords:particle size distribution, mass of binder, shrinking rate, porosity, strength

金属材料のリサイクルは、循環型社会の創出が言われて以来、各分野でその技術開発が行われてきた。家電や自動車分野でも金属のリサイクル率は大幅に向上した。さらに、リサイクル率を向上させるには、回収した素材の高品位化が必要となり、最近では、回収素材の高品位化技術開発が盛んとなっている。
 相田化学工業(株)では、銀の再生商品として、現在商品化されている「アートクレイシルバー(銀粘土)」がある。「アートクレイシルバー」とは、微粒子化した銀を粘土状にすることで、シルバーアクセサリーを手軽に作成可能にした素材で、650℃で焼成可能である。
 本研究では、「アートクレイシルバー」の焼成状態の充填構造の解析と、機能性の向上。さらに、従来の焼成温度650℃より低い温度で焼成できるかの試みである。そのために、銀粘土作成に使用する粒子径の異なる2種類の銀粒子からなる粗粒子分率、銀粒子を粘土状にするために加えるバインダー量を変え、焼成状態の収縮率、空隙率、強度、細孔径分布を測定し、その変化を比較する。また、極めて粒子径が小さい銀粒子で低温焼成が可能か調べる。

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