MMIJ Annual Meeting 2017

Presentation information

一般講演

リサイクル

Wed. Mar 29, 2017 1:00 PM - 4:15 PM Room-2 (6号館 3階 636講義室)

司会: 篠田弘造(東北大学),芳賀一寿(秋田大学)

3:45 PM - 4:00 PM

[3211-22-11] Preparation of layered lithium rhodates and their dissolution behavior in hydrochloric acid

Ryo KASUYA1, Tatsuo KIMURA1, Katsuhiro NOMURA1, Hirokazu NARITA1 (1. National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)

司会: 芳賀一寿(秋田大学)

Keywords:Platinum group metals, Rhodium, Lithium, Complex oxide, Leaching

白金族金属の回収における溶解工程では、王水や塩素ガス等の毒性の高い酸化剤が用いられているが、これらの酸化剤は毒性が極めて高い問題がある。また、Rhは王水を用いても溶解が困難であり、他の白金族金属を溶解させた後の残物から回収されている。我々は白金族金属に前処理を施して複合酸化物とすることにより、塩酸だけで白金族金属を溶解できることを見出した。本研究ではRhを塩酸に溶解させるため、Li-Rh複合酸化物を調製し、その溶解挙動を検討した。Li-Rh複合酸化物は、金属Rh粉末と過剰量のLi2CO3を空気中、700から1000℃で焼成することにより得た。焼成試料の粉末X線回折プロファイルから、焼成温度の上昇、および焼成時間の延長に伴いLiRhO2からLi2RhO3へと生成物が変化することがわかった。溶解試験の結果、Li2RhO3LiRhO2は両方とも塩酸に溶解できることがわかった。Li-Rh複合酸化物の調製条件を適切に選ぶことにより、Rh溶解率ほぼ100%を達成できた。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password