MMIJ Annual Meeting 2017

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一般講演

環境

Wed. Mar 29, 2017 9:15 AM - 12:00 PM Room-3 (6号館 3階 635講義室)

司会: 別所昌彦(秋田大学),飯塚淳(東北大学)

9:30 AM - 9:45 AM

[3301-10-02] The pilot scale field tests of passive treatment using SRB for acid mine drainage by JOGMEC

TAKAYA HAMAI1, Yuki Sato1, Kazuhiro Kojima1, Taisuke Sakakibara1, Kentaro Hayashi1, Takao Miura1, Masahiro Sowanaka1, Mikio Kobayashi1, Nobuyuki Masuda1, Kosuke Takamoto1, Takeshi Sakata1 (1. Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)

司会: 別所昌彦(秋田大学)

Keywords:Mine Water Treatment, Passive Treatment, Sulfate Reducing Bacteria

JOGMECでは、もみがら、米ぬか等が充填されたリアクター【嫌気反応槽】を用いて、硫酸還元菌を活用する坑廃水処理プロセス(JOGMECプロセス)について検討を進めている。これまでにA鉱山では鉄や亜鉛、銅、カドミウムを含む坑内水を対象として、滞留時間50時間、25時間、12.5時間となる通水量(それぞれ80 mL/min、160 mL/min、320 mL/min)条件で屋外においてベンチスケール実証試験を実施し、概ね良好な処理結果を得た。そこで、平成28年11月より、試験規模を拡大し、同鉱山においてパイロットスケール実証試験を開始した。同試験設備は、鉄を効率的に除去するための鉄酸化・除去槽を含む前処理槽、硫酸還元菌を活用した金属析出を行う嫌気反応槽、さらには調整槽をそれぞれ2系列備え、より実導入を模した試験設備とした。現在は、嫌気反応槽の滞留時間が25時間となる通水量(2槽合計5.2 L/min)で通水試験を実施している。本試験の実施により、これまでに構築したプロセスの処理効果について実証し、また、スケールアップによる影響を確認するとともに、コスト削減効果についても検討を進めている。

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