10:45 〜 11:00
[3401-10-07] CO2飽和率の変化に伴う泥岩の変形特性評価
司会: 児玉淳一(北海道大学)
キーワード:泥岩、CCS、Gassmann、飽和率、体積弾性率
地球温暖化の対策技術の一つにCO2地中貯留がある。CO2地中貯留は大規模CO2排出源から排出されたCO2を地下の貯留層に圧入・トラップする技術であるが、CO2の地表への漏洩を防ぐため、貯留層の上層に不透水層であるキャップロックが存在する場所に選択的にCO2の圧入を行う必要がある。しかしながら、キャップロック内の孔隙がCO2によって置換・トラップされることも考えられ、CO2がトラップされた際のキャップロックの力学特性は未解明である。著者らは、CO2地中貯留におけるキャップロックに相当する岩石として、大田代層泥岩を用いてCO2圧入による影響を調べる研究を実施している。ここでは、室内試験で得られた非排水条件化の体積弾性率のデータを基に、弾性波を用いた地下探査でしばしば用いられるGassmannの理論を使って、CO2飽和率の変化に伴う体積弾性率の変化について解析した結果を報告する。
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