一般社団法人資源・素材学会 平成30(2018)年度春季大会

講演情報(2018年2月23日付 確定版)

一般講演

資源開発技術・岩盤工学

2018年3月27日(火) 13:00 〜 15:45 第1会場 (3号館2F, 32号講義室)

司会:陳 友晴(京都大学),羽柴 公博(東京大学)

13:00 〜 13:15

[1105-14-01] 骨材事業場が抱える課題における地域傾向の考察

○千葉 航大1、齋藤 貢1、大塚 尚寛1 (1. 岩手大学)

司会:陳 友晴(京都大学)

キーワード:骨材、アンケート調査、粉じん

骨材は国内で生産することができる資源であり、インフラの整備において重要な基礎資材である。しかし、骨材生産に関しては、原石の硬度や科学的な性質といった骨材の品質に関する問題、粉じんや景観をはじめとする環境問題、人材雇用や地域理解に関する問題等、多岐にわたる問題が内在しており、これらの課題の抽出と解決に向けた取組みが、骨材産業において重要な課題となっている。骨材生産を持続的かつ円滑に行うためには、骨材事業場が抱えている問題を把握し、適切な対策方法を検討する必要がある。その目的のため、筆者らを含む骨材資源工学会研究企画委員会が中心となって骨材事業場の現状に関するアンケート調査が行われた。骨材生産量や品質は、生産現場の地質や規模、生産条件等により異なるため全国一律とはならず地域差が生じると考えられる。
 そこで本研究では、アンケートの回答結果を「地域」という視点で集計し、全国の骨材事業場が抱えている課題にはどのような地域差があるのか、地域特有の課題を抽出した。

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