15:30 〜 15:45
[1410-24-10] 相互間力測定装置を用いたナノバブルの粒度分布測定
司会:鶴田 猛彦(八戸工業大学)
キーワード:ファインバブル、相互間力測定装置
ナノバブルは直径1μm以下の気泡で,いったん生成すると水中で数ヶ月間にわたって滞在することが確認されている。またナノバブルには界面活性作用、衝撃圧力作用、酸化維持作用、生理活性作用を持つことが知られており農業,水産養殖業,水質浄化,臨床医療,食材除菌などさまざまな分野で応用されることが期待されている。
既存のファインバブル粒度分布測定方法の主なものとして,レーザー回析散乱法や動的光散乱法が挙げられるが、レーザー回析散乱法はバブルと溶液の屈折率が近い試料において測定が困難なこと、動的光散乱法は不透過性の試料において測定が困難であるという欠点がある。
IFA(相互間力測定装置)はファインバブルを含んだ試料に対して極板を通じて電場をかけ、極板間距離を縮めていく中で斥力と引力が周期的に観測されることを利用して粒度を測定する装置であり、レーザーなどの光学系を用いることがないため不透過性の試料やバブルと溶媒の屈折率が近い試料においてもその影響を受けることなく測定が可能であると考えられている。そこで本研究ではIFAによる測定の妥当性を検証し、ナノバブルの時間経過に伴う粒度分布の変化をIFAを用いて測定した。
既存のファインバブル粒度分布測定方法の主なものとして,レーザー回析散乱法や動的光散乱法が挙げられるが、レーザー回析散乱法はバブルと溶液の屈折率が近い試料において測定が困難なこと、動的光散乱法は不透過性の試料において測定が困難であるという欠点がある。
IFA(相互間力測定装置)はファインバブルを含んだ試料に対して極板を通じて電場をかけ、極板間距離を縮めていく中で斥力と引力が周期的に観測されることを利用して粒度を測定する装置であり、レーザーなどの光学系を用いることがないため不透過性の試料やバブルと溶媒の屈折率が近い試料においてもその影響を受けることなく測定が可能であると考えられている。そこで本研究ではIFAによる測定の妥当性を検証し、ナノバブルの時間経過に伴う粒度分布の変化をIFAを用いて測定した。
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