一般社団法人資源・素材学会 平成30(2018)年度春季大会

講演情報(2018年2月23日付 確定版)

一般講演

高温素材プロセッシング

2018年3月28日(水) 09:15 〜 12:00 第6会場 (2号館1F, 212号講義室)

司会:永井 崇(千葉工業大学),安田 幸司(京都大学)

11:30 〜 11:45

[2501-10-09] 選択塩化法による電炉ダストからの亜鉛リサイクルプロセスの開発

母里 修司1、武内 義則1、若林 信久1、庵崎 雅章1、八馬 進1、太田 辰夫1、本庄 昭郎1、○正木 基身1、松浦 宏行2 (1. 株式会社キノテック、2. 東京大学)

司会:安田 幸司(京都大学)

キーワード:電炉ダスト、選択塩化、亜鉛回収、湿式精製、電気分解

鉄鋼製造プロセスの1手法である電気炉法においては、近年の亜鉛めっき鋼板の普及に伴い鉄源として亜鉛メッキ鋼板の使用が増えている。電気炉の操業においては、高温での溶解に伴いダストが発生し、その発生量は国内で年間約40万トン、全世界では年間約800万トンに達すると推計している。そのダストには亜鉛めっき鋼板に起因する20~35%の亜鉛が含有されているが、多くはダスト処理業者により粗酸化亜鉛として分離し、その後亜鉛精錬メーカーによって金属亜鉛へと精錬される。著者らは、選択塩化法を用いることにより1プロセス3工程にて、極めて高い経済合理性が成り立ちうる、高純度金属亜鉛(99.995%以上)へのリサイクルプロセスを開発したので報告する。
We report the recycling process to high purity metallic zinc (99.995% or more) which can achieve extremely high economic rationality by using the selective chloride method of 20 to 35% zinc contained in the electric furnace dust.

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