一般社団法人資源・素材学会 平成30(2018)年度春季大会

講演情報(2018年2月23日付 確定版)

一般講演

資源開発技術・岩盤工学

2018年3月29日(木) 09:00 〜 11:45 第2会場 (3号館3F, 33号講義室)

司会:加藤 昌治(北海道大学),齊藤 貢(岩手大学)

10:30 〜 10:45

[3201-10-06] ドローンを用いた岩盤斜面監視システムのための基礎的研究

○尾原 祐三1、吉永 徹1、松江 祐太郎1 (1. 熊本大学)

司会:齊藤 貢(岩手大学)

キーワード:岩盤斜面監視システム、ドローン、分析精度

日本各地に存在する石灰石鉱山では、生産性向上のために採掘の大規模化が進み、高さ500m、幅1000mを越えるような長大斜面が形成されつつある。このような斜面が崩壊した場合、環境に与える影響の重大性を考慮すると、岩盤斜面の変位計測、監視技術、斜面の安定性評価法の確立が重大な課題となっている。しかし、日々長大化する斜面を監視しながら安全性を評価するには限界があるため、遠隔からの計測が可能で、鉱山全体を面として測定できる観測システムの開発が望まれている。

 そこで、上記の要望に応えるべく、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、無人航空機)の1つであるドローンを導入した露天掘りによる岩盤斜面の監視システムの構築を試みた。ドローンは人の移動なく遠隔より操作ができ、搭載カメラによる撮影写真を用いて面としての写真測量ができるので、上記の課題解決が可能と考えられる。

 本報告では、ドローンによって撮影した画像を用いた3次元再構成(3次元モデル)を行う際の分析精度について撮影条件を様々に変化させて検討した。

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