最近の石炭等エネルギーの開発・利用の動向（1）

[3501-07-04] Current Situation of Development and Utilization of Coal

○Shuhei Okabe¹ (1. Japan Coal Energy Center)

司会:岡部 修平(JCOAL)、司会:濱中 晃弘(九州大学)

Keywords:Coal Development, Coal Utilization

近年、石炭に対する風当たりが強まる中、開発分野においては石炭メジャーに資産整理の動きが見られるなど、状況に変化が生じている。
また、石炭の利用分野についても、OECD公的輸出信用アレンジメントにおいて特例を除きUSC（超々臨界発電）以外の石炭火力発電所建設に対して公的輸出信用を付与しないことが合意されるなど、石炭火力発電技術のより一層の地球温暖化対策が求められており、二酸化炭素排出量削減のために高効率発電技術、バイオマス混焼技術、CCUS（二酸化炭素回収、利用技術）等の技術開発が進められている。