09:30 〜 09:45
[2K0101-10-03] ミャンマーの金鉱山における酸性鉱山廃水問題の現状調査
司会:濵中 晃弘(九州大学)、笹岡 孝司(九州大学)
キーワード:酸性鉱山廃水、ヒ素、金鉱山、廃石
露天掘り鉱山開発によって生じる重大な環境問題として,酸性鉱山廃水(Acid Mine Drainage: AMD)問題が挙げられる。この問題は,鉱山採掘により採掘される岩石中に含有される硫化鉱物が酸素や水に暴露されることにより酸化が促進されることが原因となり,AMDが生じる。鉱山より発生したAMDを処理せずに環境中に放出すると,河川や土壌,地下水などが汚染されることにより周辺生態系や地域住民の生活に大きな影響を与える。したがって,鉱山操業中のみならず終掘後においても環境への影響を最小限とするため,長期的な維持・管理を目指した環境修復設計が求められる。本研究ではミャンマー北部の露天掘り金鉱山において,AMD問題の現状調査を行った結果について報告する。
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