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[2P0137-46-01] 鉛の二次製錬における鉛溶出とスラグの微視的構造の関係
キーワード:鉛製錬、二次製錬、スラグ、鉛溶出
資源循環型社会において、廃鉛蓄電池を原料とした鉛の二次製錬が行われている。この製錬過程では、副産物としてFeO–SiO2系スラグ(以下、鉛スラグと記す)が産出されるが、鉛スラグ中には鉛成分が含まれている。鉛スラグからの鉛の溶出による環境への影響に対する懸念から、鉛の溶出量を安定的に抑制することが求められている。
本研究では、鉛スラグに対して溶出試験を行うことで鉛溶出量を測定すると共に、鉛スラグの組成、結晶相、非晶質相及び微細構造の評価を行った。溶出試験は、産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法である環境庁告示第13号に準じた手法で行い、調製した溶出液に対してICP–MSを用いて鉛溶出量を測定した。鉛溶出量の異なる鉛スラグに対して、XRFを用いた組成分析と、XRDを用いた結晶相及び非晶質相の評価を行った。さらに、SEM–EDSを用いて鉛スラグの微細構造の評価を行い、鉛スラグにおける鉛溶出量と組成及び微視的構造との関係について考察した。
本研究では、鉛スラグに対して溶出試験を行うことで鉛溶出量を測定すると共に、鉛スラグの組成、結晶相、非晶質相及び微細構造の評価を行った。溶出試験は、産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法である環境庁告示第13号に準じた手法で行い、調製した溶出液に対してICP–MSを用いて鉛溶出量を測定した。鉛溶出量の異なる鉛スラグに対して、XRFを用いた組成分析と、XRDを用いた結晶相及び非晶質相の評価を行った。さらに、SEM–EDSを用いて鉛スラグの微細構造の評価を行い、鉛スラグにおける鉛溶出量と組成及び微視的構造との関係について考察した。
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