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[3K0101-10-06] 石灰石鉱山の残壁の変形挙動解析への時系列モデルの適用
司会:才ノ木 敦士(熊本大学)、羽柴 公博(東京大学)
キーワード:石灰石鉱山、残壁、時系列モデル、ベクトル誤差修正モデル
露天掘鉱山では採掘の進展に伴い長大な残壁が形成され,その安定性評価が重要となっている.しかしながら,残壁の安定性は高さや傾斜等の規格だけで一律に評価することが難しい.本研究では,線形時系列モデルであるベクトル誤差修正モデル(Vector Error Correction Model,VECM)と非線形時系列モデルを用いて,残壁の変形挙動の再現や予測について検討した.VECMは時系列変数間に共和分関係の存在する単位根過程を表現する線形時系列モデルであり,高い解釈性を有するモデルである.一方,非線形時系列モデルは解釈性には劣るが高い再現性が見込めるモデルである.これらのモデルを石灰石鉱山の残壁における変位計測データへ適用し,モデルによる解析結果の違いや適用性について考察を行った.
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