13:30 〜 14:00
[3K0209-13-02] 鉱山臼の類型と分類について
司会:久間 英樹(松江高等専門学校)、中西 哲也(九州大学)
キーワード:鉱山臼、黒川型、湯之奥型、定形型、湯之奥金山
これまでの鉱山臼研究において、「黒川型」、「湯之奥型」、「定形型」という大枠の編年観が定着した中で、「山ケ野型」や、素朴・且つ小型鉱山臼(=小型の黒川型)などの存在も確認されている。 近年、全国各地の鉱山遺跡の調査研究が進む中、「局地的な自然発生」と考えられる様々な形状の鉱山臼の存在が報告され、鉱山臼は鉱山ごとに多様な特徴を有していることも踏まえて再検証がなされ始めている。特に定形型については、鉱山ごとに異なる臼そのものの形状、それに伴う駆動形態、駆動のために随伴する補助具など、多面において再検証が必要であり、それは従来の湯之奥型、黒川型、定形型という編年間に新たな局面を見出す可能性を孕み、改めて注目される。
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