資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用

2019年9月24日(火) 14:00 〜 17:00 第1会場 (C1 1階 講義室3(172))

委員長挨拶:岩月 栄治(愛知工業大学)
司会:今井 忠男(秋田大学)、齋藤 貢(岩手大学)
総括・閉会挨拶:岩月 栄治(愛知工業大学)

14:05 〜 14:25

[1K0101-06-01] 露天採掘場の開発計画を基にした二酸化炭素排出量削減に関する基礎的検討

○齊藤 貢1 (1. 岩手大学)

キーワード:露天採掘場、二酸化炭素

地球温暖化問題は、産業・運輸・エネルギー・家庭などあらゆる部門が取り組んでいかなければならない世界共通の問題である。わが国における二酸化炭素排出量の部門別比率(2017年度)を見ると、産業部門が約25%、運輸部門が約17%を占めており、これらの部門に関わる骨材生産業界でも二酸化炭素排出量削減は必須の課題である。骨材は軽油を燃料とする重機やダンプトラック類、電気作動のプラントなど、多くの二酸化炭素排出が伴う原料を消費して生産される。また、建設用原材料である石灰石や砕石用原石の多くは山間の森林地域に存在する露天採掘場から採取されていることから、二酸化炭素量吸収源である森林の伐採が伴うという側面もあり、生産量を減らさずに二酸化炭素排出量を削減することは容易いことではないのが現状である。
本研究では、砕石場をモデルケースとして、砕石場内から排出される年間二酸化炭素排出量の算定と、それぞれの骨材生産事業場で利用可能なフリーCADソフトを利用した開発計画を基にした二酸化炭素排出削減量の推定を試みたので報告する。

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