資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

最近の採掘技術に関するトピック

2019年9月24日(火) 09:00 〜 12:00 第2会場 (C1 1階 講義室2(173))

司会:高木 裕治(石灰石鉱業協会)、笹岡 孝司(九州大学)

09:45 〜 10:05

[1K0201-08-03] セメント向け原石品位向上対策

○岡 宏彰1 (1. 住友大阪セメント株式会社)

キーワード:露天鉱山、石灰石、セメント、品質管理

唐沢鉱山は自社栃木工場へセメントの主原料である石灰石を供給するために開山され、80年以上に渡り栃木工場に石灰石を供給している。栃木工場ではセメント製造において石灰石の他多くのリサイクル原料を使用しており、石灰石の品位が高品位安定化することでリサイクル原料の受け入れ数量が拡大し、セメント製造コスト低減に直結する。一方当鉱山は不純物を多く含有した低品位石灰石の賦存量が多く、品質管理が難しい鉱山である。そのような背景下でセメント向け原石中に含まれる細粒分(以下、ズリ分)は粘土分を多く含むことから、出鉱石灰石の品位向上を目的としてズリ分を回収除去する設備を導入した。本報告では当該設備の工事実績と運用状況、工事効果について報告する。

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