資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

一般講演

岩盤工学・資源開発技術・開発機械

2019年9月24日(火) 14:40 〜 16:40 第5会場 (C1 3階 グローバルホール人融(311))

司会:佐藤 晃(熊本大学)

15:00 〜 15:20

[1K0509-14-02] 全波形逆解析法と地震波干渉法を用いた海洋域でのS波伝播速度異方性パラメータの空間分布推定可能性の検証

渡邊 勇介1、○三ケ田 均1、武川 順一1 (1. 京都大学)

キーワード:地震波干渉法、全波形逆解析、海洋S波探査、S波伝播速度異方性

地下の応力場分布を推定する事は地下資源開発において重要な情報となる。これまでにいくつかの地殻応力場推定手法が提案されているが,S波伝播速度異方性パラメータを用いた地殻応力場の推定は,観測点周辺の応力場の情報を面的に推定することが可能である。また異方性媒質内で生じるS波スプリット現象を用いることで少ない観測記録でもS波伝播速度異方性パラメータを推定することが可能である。しかしながら,S波は海水中を伝播しないため,海洋域でのS波を用いた地殻応力場推定は困難なものであった。この問題に対処するため,先行研究において地震波干渉法を用いた海洋S波探査手法を提案した。また合わせてこの海洋S波記録を用いた全波形逆解析を用いたS波伝播速度異方性パラメータ推定法を提案した。しかし,その有用性の検証に用いた数値モデルは単純なものであった。このため本研究では空間的なS波伝播速度異方性パラメータの推定可能性を検討するためにより複雑な地下構造を模した数値モデルを用いた数値実験を行い,その実現可能性を検証した。

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