資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

一般講演

岩盤工学・資源開発技術・開発機械

2019年9月24日(火) 14:40 〜 16:40 第5会場 (C1 3階 グローバルホール人融(311))

司会:佐藤 晃(熊本大学)

15:40 〜 16:00

[1K0509-14-04] 鉱山開発現場における坑内環境の三次元モデル構築技術の開発及び実証(発表者:修士課程)

○佐々木 練平1、川村 洋平1、竹内 音2、北原 格2 (1. 秋田大学、2. 筑波大学)

キーワード:Structure from Motion、全方位撮影カメラ

鉱山開発現場では、発破ずりや露天掘り鉱山のベンチ面など、その対象物の三次元モデルを作成し、粒度計測や安定性評価を行う取り組みが実用化しつつある。これらモデルを用いた新たな形態の業務を可能にしているのが、多視点画像からの三次元形状復元(Structure from Motion)である。Structure form Motionは、異なる二ヵ所以上から撮影された写真から、特徴点を抽出し対象物の点群を生み出す。この技術によって、従来のレーザースキャナーより費用を低く抑え、危険な場所での作業従事者の滞在時間の縮小を実現した。
 本研究は、Structure form Motionを用いて坑道の三次元形状復元を行った。発破ずりやベンチ面などの場合、カメラは対象物一点に集中する。一方で、室内空間や坑道では、カメラはあらゆる方向に向くことが予想される。当然ながら、モデル作成に要する写真群も膨大となる。そこで、VRコンテンツ製作に用いられる全方位撮影カメラに着目した。秋田県の史跡尾去沢鉱山にて、一眼レフカメラ、ハンディカムビデオカメラ、全方位撮影カメラを用いて撮影実験をし、各手法を検討した。

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