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[2K0301-08-02] エルサルバドルにおける地熱開発促進と人材育成
キーワード:SATREPS、エルサルバドル、地熱探査、熱発光、人材育成
中米のエルサルバドルではその地熱資源を生かし、1970年代から地熱発電が行われており、現在その発電設備容量は204.2MWとなっている。地熱発電所の発電量は国内発電量の約1/4を占めており、重要なエネルギー源である。地熱エネルギー開発は同国の再生可能エネルギーによる経済的自立や地球温暖化防止への寄与することなど大きな意味合いをもっている。一方、同国は1979年から1992年まで続いた内戦が国内経済、人材育成に大きな影響を与えており、地質・鉱物学の専門教育を受けた人材も限られ、将来地熱探査・開発を推進する人材の育成は重要な課題である。SATREPSプロジェクト「熱発光地熱探査法による地熱探査と地熱貯留層の統合評価システム」では新しい技術である熱発光地熱探査法を軸として各種探査データをQGISへ集約・評価する一連の地熱探査支援システムを提供することで同国における地熱探査、開発をより安価、効率的に促進することを目的としてスタートした。本プロジェクトは共同研究を通じ、上記課題の解決にも資するべく、エルサルバドル大学、同国地熱公社LaGeoと協働して2018年から5年間の計画で進められている。
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