MMIJ 2019,Kyoto

Presentation information (2019/08/09 Ver.)

企画講演

自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~

Wed. Sep 25, 2019 9:00 AM - 11:35 AM Room-4 (Fl.1.,Build. C1. 192)

司会:迫田 昌敏(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

9:40 AM - 10:00 AM

[2K0401-07-03] Passive treatment test of waste water from Yaso Akakura

○Tatsuya Ito1, Takeshi Nakamura1, Toshio Kishii1, Takeshi Sakata2, Mikio Kobayashi2, Takaya Hamai2, Kentaro Hayashi2 (1. SUMITOMO METAL MINING CO.,LTD., 2. Japan Oil,Gas and Metals National Corporation)

Keywords:Passive treatment

八総赤倉鉱山における坑廃水処理の対象である亜鉛およびカドミウムは、現状のプロセスによる処理では一律排水基準を達成できないことから、新プロセスとして独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)のパッシブトリートメント技術(自然力活用型坑廃水処理技術)に着目し、2016年度より導入に向けた共同スタディを開始した。これまで報告した八総赤倉鉱山坑廃水のパッシブトリートメント技術を用いたカラム試験およびベンチスケール実証試験では、滞留時間12.5 時間の条件において冬季でも処理可能であるとの見通しを得たものの、バイオフィルム生成による透水性の悪化が課題として残った。本報告は、ベンチスケール実証試験でバイオフィルム生成による透水性改善に向けて取り組んだ内容について報告する。現状、八総赤倉鉱山においては処理水中の亜鉛およびカドミウムの一律排水基準への早急の対応のため薬剤を使用した処理設備の建設が進めているが、将来的にはパッシブトリートメント処理設備と薬剤を使用した処理設備を併用するハイブリッド型坑廃水処理設備を目指していることから、この構想について紹介する。

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