一般社団法人資源・素材学会 2020年度春季大会

講演情報(2020年1月24日付 確定版)

企画講演

海底・海底下の資源開発と空間利用の可能性追求

2020年3月16日(月) 09:00 〜 12:00 第1会場 (6号館 1階 612講義室)

司会:山崎 哲生(大阪府立大学)

10:35 〜 11:05

[2K61201-05-04] 海底漏出CO2の位置とフラックスの数値的推定法の開発

○佐藤 徹1 (1. 東京大学 海洋技術環境学専攻)

キーワード:CCS、環境影響評価、海底漏出、アジョイント法、海洋モデル

CCSは温暖化対策技術の一つとして期待されている一方、海底下でCO2が漏洩した場合の環境影響も懸念される。万が一、海中への漏出が発生した際に、漏出位置と漏出量をいち早く探知することは重要である。そこで、アジョイント法を用い、限られた数の検知器のデータから漏洩情報を推定する解析手法を開発した。2次元及び3次元海域において、開発した手法を数値的に検証した。本手法は、他の様々な海中物質のソース探知にも適用できる。

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