MMIJ 2020,Sendai

Presentation information (2020/08/07 Ver.)

Special Session

海底・海底下の資源開発と空間利用のブレークスルー

Thu. Sep 10, 2020 1:00 PM - 4:25 PM Room-1

The chairman: Tetsuo YAMAZAKI (Osaka Prefecture University)

3:10 PM - 3:40 PM

[3K0107-11-05] Role of science required for environmental impact assessment of ocean resources development

○Tomohiko Fukushima1 (1. Deep Ocean Resources Development Co.,Ltd.)

The chairman: Tetsuo YAMAZAKI (Osaka Prefecture University)

Keywords:seabed mineral resources development , environmental imapcr assessment, environmental management plan, consensus building

海底鉱物資源開発には、陸上資源の代替を探すこと或いは将来の経済基盤を整備することなど、公共性の高い目的が内在されている。特に国家管轄権外の鉱物資源は人類共同の財産とされている。一方海底鉱物資源開発に付随する環境影響評価や管理計画も、目的こそ異なれども、地域の環境保全や生態系サービスの維持に寄与するものである。ところが同じように鉱物資源開発にかかわる取り組みであっても、両者には少なからずコンフリクトが生じる。したがって客観性のある証拠に基づいた調整が必須である。それをエビデンスベースと表現することもあれば、ほとんど同義で科学的な議論ということもある。しかし科学とは、本来、その言葉の印象ほど堅固な概念ではない。科学的な事実や証拠は重要であるが、そこに間違いがない或いは客観的と考えることはできない。すなわち科学や科学者に対して過度の期待することが本来の資源開発や環境保全の公共目的とは乖離する可能性もある。そこで本稿では、環境保護の視点から、海洋開発に求められる科学的取り組みの位置づけを論じてみたい。

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