資源・素材2020(仙台)

講演情報(2020年8月7日付 確定版)

一般講演

開発機械/岩盤工学/資源経済と社会システム/資源開発技術

2020年9月10日(木) 09:00 〜 11:30 第2会場

司会:濵中晃弘(九州大学)

10:30 〜 10:50

[3K0201-06-04] Hamiltonian particle methodを用いた3次元水圧破砕シミュレーション

○萱間 浩輔1、三ケ田 均1、武川 順一1 (1. 京都大学)

司会:濵中 晃弘(九州大学)

キーワード:Hamiltonian particle method、水圧破砕、数値計算

シェールオイルやシェールガスの生産井や地熱発電の開発において、頁岩や貯留岩の浸透性を向上させるために、水圧破砕技術が広く使用されている。水圧破砕では、坑井内の水圧によって発生する引張亀裂の伸展方向を推定することが重要である。そのため、引張亀裂がどのように伸展するのかを確認するために、岩石の破壊メカニズムを取り入れた数値計算スキームが、近年では数多く提案されている。しかし、特に3次元モデルにおける計算コストは大きな問題であり、プリプロセスを含め単純かつ効率の良い計算スキームを開発する必要がある。また,著者らのグループでは,坑井側壁に生じた亀裂が音波検層に及ぼす影響を調べているが,そのような波動伝播解析までをシームレスに扱える手法の開発が望まれる。本研究では、スタッガード粒子を用いたHamiltonian particle method(HPM)を使用し、3次元の水圧破壊シミュレーションを行った。その結果、計算コスト的な優位性と計算結果の妥当性が確認され、水圧破砕プログラムにおけるHPMの新たな可能性が示唆された。

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