MMIJ 2020,Sendai

Presentation information (2020/08/07 Ver.)

Special Session

JOGMEC金属資源の生産技術に関する基礎研究の成果

Thu. Sep 10, 2020 9:00 AM - 12:00 PM Room-4

The chairman: Taro KAMIYA (JOGMEC)

9:25 AM - 9:40 AM

[3K0401-10-02] Fundermental study for minimizing loss of precious metals in lead smelting process

○Hidehiro Sekimoto1, Yutaka Saito1 (1. Iwate University)

The chairman: Taro KAMIYA (JOGMEC)

Keywords:molten salts, chlorine gas potential, recycling

ハロゲン化物系溶融塩は、活性金属の生産やリサイクル、核燃料廃棄物の処理等に利用されている。近年では、非鉄金属製錬プロセス中で生成し、貴金属の挙動に影響を及ぼす可能性が指摘されている。溶融塩が関わるプロセスを評価するためには、溶融塩中の化学種の活量や活量係数などの熱力学データが有用である。非鉄金属製錬分野で取り扱われる溶融塩は、ふつう多成分系の高温融体である。このような融体内の成分の活量や活量係数は、例えば酸化物から成るスラグの場合には、注目している成分のスラグ相と金属相間の分配比と系の酸素ポテンシャルから決定されてきた。この方法を応用して溶融塩相中の成分の活量を決定するためには、溶融塩相と金属相とが平衡する系のハロゲンポテンシャルを決定する必要がある。本講演では、鉛製錬プロセスを題材に、塩化物イオン伝導体を用いた塩素ポテンシャルの測定について報告する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password