MMIJ 2020,Sendai

Presentation information (2020/08/07 Ver.)

General Session

環境

Thu. Sep 10, 2020 9:00 AM - 11:50 AM Room-5

The chairman: Kentaro HAYASHI(JOGMEC), Naoko OKIBE (Kyushu University)

9:40 AM - 10:00 AM

[3K0501-07-03] Visualization of flow path in soil column by X-ray CT

○Kyouhei - Tsuchida1, Kengo Nakamura1, Monami Kondo1, Noriaki Watanabe1, Takeshi Komai1 (1. TOHOKU UNIVERSITY)

The chairman: Kentaro HAYASHI(JOGMEC)

Keywords:Soil, Flow path, X-ray CT, Column percolation test, Dissolution

上向流カラム通水試験では、通水にともなって形成される流路が影響し、成分の溶出濃度・挙動が変化していると考えられる。本研究では、カラム内に形成される流路を可視化し、その変化を確認した。カラムへの試料の充填は、自由落下により充填する方法とISO-TS 21268-3に準拠した方法で行なった。カラム内の流路は、X線吸収傾向の高いヨウ化カリウム水溶液を通水させ、X線CT撮影を行うことで三次元可視化を行った。また、通水時に浸出液中の成分の溶出濃度の測定と、カラム両端の圧力差から透水係数を測定した。液固比0~2の範囲では、比較的均質な流路とカラム内の一部で流量が偏った流路が見られ、試料充填方法の違いによる影響が現れた。液固比2より大きい範囲では、比較的均質な流路が変化し、カラム内の一部で流量が偏り、同様な流路となった。液固比0~2では、カラム内の流路が異なることで溶出挙動に差ができることが明らかになり、土壌への吸脱着のプロセスが流路により大きく影響を受けている可能性が示唆された。液固比2より大きい範囲では、カラム内の流路が同様であるため、溶出挙動に違いは見られなくなった。

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