10:30 〜 11:00
[1K0101-03-02] MLA鉱物分析に適した試料調製方法
司会:廣吉直樹(北海道大学)
キーワード:鉱物単体分離解析システム、MLA、分析、試料調製方法、自転・公転ミキサー
Mineral Liberation Analyzer(MLA)は、一般的なSEM-EDXを特殊な測定アルゴリズムで制御する装置で、鉱石を構成する各粒子の鉱物情報やそれらの分布情報を得ることができるだけでなく、鉱石の平均的な鉱物組成まで評価できるのが大きな特徴である。さらに、MLAは、単体分離度を評価できる唯一の方法であり、鉱物分析に広く用いられるようになった。
MLAで鉱石を評価するときは、樹脂包埋した鉱物の断面を研磨して測定するため、評価する断面が、鉱石全体を代表し、均一になっていることが極めて重要である。試料調製の際、重い鉱物が先に沈降したり、小さな粒子が凝集したりすると、鉱物を正しく評価できなくなるのが大きな課題であった。
今回、試料調製に自転・公転ミキサーを用い、鉱石試料と樹脂を短時間で均一に攪拌できるようになった。自転・公転ミキサーで作製した試料をMLAで評価したところ、良好な結果が得られたので報告する。
MLAで鉱石を評価するときは、樹脂包埋した鉱物の断面を研磨して測定するため、評価する断面が、鉱石全体を代表し、均一になっていることが極めて重要である。試料調製の際、重い鉱物が先に沈降したり、小さな粒子が凝集したりすると、鉱物を正しく評価できなくなるのが大きな課題であった。
今回、試料調製に自転・公転ミキサーを用い、鉱石試料と樹脂を短時間で均一に攪拌できるようになった。自転・公転ミキサーで作製した試料をMLAで評価したところ、良好な結果が得られたので報告する。
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