一般社団法人資源・素材学会 2022年度 春季大会

講演情報(2022年1月28日付 確定版)

一般講演

【一般講演】 開発機械/ 岩盤工学/ 資源経済と社会システム/ 資源開発技術

2022年3月7日(月) 09:00 〜 12:00 第2会場 (Webex)

司会:宮崎晋行 (産業技術総合研究所),武川順一 (京都大学)

09:20 〜 09:40

[1K0201-08-02] (学生発表:学士課程) 地下鉱山における安全性向上を目的とした坑内作業者ストレスモニタリングシステムの提案

○塩野入 貴也1、池田 啓1、マズガズダール ダニヤル1、鳥屋 剛毅1、安達 毅1、川村 洋平2 (1. 秋田大学、2. 北海道大学)

司会:宮崎晋行 (産業技術総合研究所)

キーワード:地下鉱山、ストレスモニタリング、無線センサネットワーク、Wi-Fi Direct

地下鉱山には多くの危険が存在しているため、坑内作業者の安全性の向上は重要課題である。特にヒューマンエラーによる事故の防止のため、坑内作業者の疲労度やストレスを把握する必要がある。この課題の解決に坑内作業者ストレスモニタリングは有効な手法である反面、坑内における通信は地上と異なり困難である。本研究では、センサ技術と通信技術の融合により実現を目指す。今回提案するストレスモニタリングシステムは通信端末にスマートウォッチとスマートフォンを、通信規格にWi-Fi Directモードを用いて心拍データを取得した。スマートフォンのWi-Fi Directモードを利用することでスマートフォンとスマートウォッチでP2P(Peer to Peer)通信を行うことが可能となり、心拍データをスマートウォッチからスマートフォンへと伝送することが可能となる。また、心拍データをスマートウォッチからスマートフォンへと収集した後、Wi-Fi Directモードとなっているスマートフォンが坑内作業者により地上の事務所などに運ばれる。そこで通常インフラの整ったPCなどとP2P通信を行うことで、坑内で取得した心拍データの地上への伝送が完了し、そこで分析することで地下坑内作業者のストレスモニタリングが可能となる。

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