1:20 PM - 1:35 PM
[1K0306-15-02] [Student presentation: Master’s course] Optimization of recycling process for recovering high-purity glass from wasted broken PV panels and clarification of the separation mechanism
司会:芳賀一寿(秋田大学)
Keywords:broken PV panels, air classifier, air tabling, glass, silicon cell
近年,太陽光発電の需要が高まる一方で,日本における廃太陽光発電(PV)パネルのリサイクルでは,高い処理能力と経済合理性を持ち,かつ高純度なガラスを回収することを可能にすることは困難とされている。
本研究では,廃PVパネルを加熱し,パネル中のEVA等プラスチックを分解・燃料化することで,ガラス・太陽電池セル・銅線が単体で混在した状態となったものに対し,ふるい分け,風力選別,エアテーブル選別を施すことで,高純度ガラス回収およびその他有価金属成分を回収するフローを構築した。このフローにおいて,高純度な産物を得るために振動条件や風速条件を変化させて,最適条件の検討を行った。また,風力選別において,密度差の小さいガラスとセルの選別挙動には形状が大きな影響を与えるということを実験結果と運動の基礎理論を組み合わせた選別挙動モデルを用いて定量的に示した。同様に,エアテーブル選別においてもガラス粒子層の充填するエアテーブル上でのセル粒子の挙動を時間変化における空隙率の変化や浮上しやすさを考慮して,セル粒子が浮上しきるまでの時間を定量的に推測した。
本研究では,廃PVパネルを加熱し,パネル中のEVA等プラスチックを分解・燃料化することで,ガラス・太陽電池セル・銅線が単体で混在した状態となったものに対し,ふるい分け,風力選別,エアテーブル選別を施すことで,高純度ガラス回収およびその他有価金属成分を回収するフローを構築した。このフローにおいて,高純度な産物を得るために振動条件や風速条件を変化させて,最適条件の検討を行った。また,風力選別において,密度差の小さいガラスとセルの選別挙動には形状が大きな影響を与えるということを実験結果と運動の基礎理論を組み合わせた選別挙動モデルを用いて定量的に示した。同様に,エアテーブル選別においてもガラス粒子層の充填するエアテーブル上でのセル粒子の挙動を時間変化における空隙率の変化や浮上しやすさを考慮して,セル粒子が浮上しきるまでの時間を定量的に推測した。
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