一般社団法人資源・素材学会 2022年度 春季大会

講演情報(2022年1月28日付 確定版)

企画講演

【企画講演/募集型企画】 鉱業史

2022年3月9日(水) 13:00 〜 17:00 第3会場 (Webex)

司会:中西 哲也 (九州大学),久間 英樹 (松江工業高等専門学校),大石 徹 (日鉄セメント株式会社)

15:40 〜 16:00

[3K0307-13-07] 世界の歴史と金の生産量

○井澤 英二1 (1. 九州大学)

司会:久間 英樹 (松江工業高等専門学校)

キーワード:金生産量、古代・中世、金鉱床タイプ、金生産方式

人類がその歴史を通して生産した金の量はどれほどか。世界の産金量を、地域と時代毎に調べた研究は少ない。その中で、19世紀に発表されたAdolf Soetbeerの著書は、類を見ない総括的な研究成果である。しかし、この研究は15世紀末以降の生産量を対象としたものであって、日本や中国の産額は含まれていない。その後、Heinrich Quiring(1948)は世界の産金量を15世紀以前の古代・中世までさかのぼって示した。この数値は、その後の研究者に引用されている。ただし、日本や中国、インドの産金量は、根拠の不確かな値である。今回の発表は、古代・中世のアジアの産金量を再検討し、先人の示した数値と総合したものである。また、古代・中世に金が生産された鉱床の特徴と生産方式・技術について考察する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード