14:00 〜 14:20
[1K0101-04-04] バイオメタン鉱床造成/生産法 SCG(Subsurface Cultivation and Gasification)法による原位置試験における揚水時,流体注入時の特性について
司会:佐藤 晃(熊本大学)
キーワード:地下バイオメタン鉱床造成/生産法(SCG法)、褐炭、過酸化水素、未利用有機物
幌延地圏環境研究所は,地下未利用有機物(褐炭)を低分子有機酸に分解し,さらに微生物を用いてメタンを生成するバイオメタン鉱床造成/生産法SCG (Subsurface Cultivation and Gasification)法を提唱し,UBE三菱セメント株式会社との共同研究で猿払村小石鉱区において原位置実験を行っている。
これまでに深度約20mの褐炭層まで掘削された試験孔に水(脱塩済海洋深層水),過酸化水素水,ギ酸ナトリウム溶液,二酸化炭素溶液(炭酸水素ナトリウム)の注入試験を実施したところ,孔内水圧の変化に差異が見られた。
2022年に,褐炭層とその上下盤までに通じる試験孔を掘削し,2023年度に揚水試験,注入試験を実施した。試験で得られた透水係数は,過去の試験で得られた数値10-6 m/s オーダーだった。また,水位変化のデータより異方性を示唆する結果が得られた。
これまでに深度約20mの褐炭層まで掘削された試験孔に水(脱塩済海洋深層水),過酸化水素水,ギ酸ナトリウム溶液,二酸化炭素溶液(炭酸水素ナトリウム)の注入試験を実施したところ,孔内水圧の変化に差異が見られた。
2022年に,褐炭層とその上下盤までに通じる試験孔を掘削し,2023年度に揚水試験,注入試験を実施した。試験で得られた透水係数は,過去の試験で得られた数値10-6 m/s オーダーだった。また,水位変化のデータより異方性を示唆する結果が得られた。
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