14:00 〜 14:20
[1K0301-08-04] 無隔膜式電解水素製造技術の開発
司会:安田 拓海(京都大学)
キーワード:水素発生、電解、アルカリ水電解、ヨウ素酸イオン、電極表面処理
著者らは、アルカリ水電解による水素製造を省電力化する手段として、電解浴中にヨウ化物イオンを添加し、陽極反応を酸素発生からヨウ素酸イオン生成反応に転換することを提案している。この反応転換によって、陽極反応に要するエネルギーを削減できる。また、陽極反応生成物であるヨウ素酸イオン含有アルカリ溶液は錫や亜鉛の酸化浸出液として利用できるため、水素製造と都市鉱山リサイクルが連動する物質循環型システムを実現できる可能性がある。本講演では、この新規水電解技術の無隔膜化に向けた研究開発を紹介する。具体的には、工業電解プロセスであるクロレート電解を参考にしつつ、陰極上でのヨウ素酸イオンの還元(水素発生の競争反応)を抑制しうる電極表面処理技術を調査した。
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