一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

講演情報(2024年2月2日付 確定版)

企画講演

【企画講演】 素材・資源循環研究の学際融合[3/18(月) AM 第3会場]

2024年3月18日(月) 09:00 〜 11:45 第3会場(6号館 3階 632)

司会:黒川 晴正(東京大学),安田 幸司(京都大学)

●非鉄製錬原料の低品位化、原料・対応元素多様化、に伴い、製錬技術の変革が求められている。
本企画講演では、従来技術に加えて新たな研究を行っている研究を紹介したい。

<発表時間35分中、講演25分、質疑応答10分/1件>

09:05 〜 09:40

[2K0301-04-01] カーボンニュートラル製鉄に求められる製錬技術

○昆 竜矢1 (1. 九州大学)

司会:黒川 晴正(東京大学)

キーワード:カーボンニュートラル、製鉄、水素還元

地球温暖化問題を背景に、経済活動においてCO削減や化石燃料使用の低減が求められてきた。近年では炭素税をはじめとするカーボンプライシングなど、より強制力を持った形で、CO排出について規制がかかりつつある。製造業においてはCO排出については喫緊の課題として認識されており、これに対応するためカーボンニュートラルに向けた取り組みが求められる。鉄鋼分野においては、製鉄原料として石炭の利用が不可欠であり、また生産量および製造の際に発生するCO2量も膨大であることから、CO排出量を減らす取り組みを行ってきた。しかし、従来型の製錬方法では、根本的に石炭の使用をゼロにすることは不可能であり、抜本的な製錬プロセスの見直しが必要となる。カーボンニュートラルを達成するために、現在新たな製鉄プロセスとして水素還元製鉄が研究の対象となっている。
本講演では従来型の製鉄プロセスと水素製鉄に関する取り組みを紹介する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード