一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

講演情報(2024年2月2日付 確定版)

企画講演

【企画講演】 素材・資源循環研究の学際融合[3/18(月) AM 第3会場]

2024年3月18日(月) 09:00 〜 11:45 第3会場(6号館 3階 632)

司会:黒川 晴正(東京大学),安田 幸司(京都大学)

●非鉄製錬原料の低品位化、原料・対応元素多様化、に伴い、製錬技術の変革が求められている。
本企画講演では、従来技術に加えて新たな研究を行っている研究を紹介したい。

<発表時間35分中、講演25分、質疑応答10分/1件>

11:10 〜 11:45

[2K0301-04-04] 高温界面のその場観察法の開発と銅溶錬反応の解析への応用

○川西 咲子1 (1. 京都大学)

司会:安田 幸司(京都大学)

キーワード:その場観察、高温界面、結晶成長、銅製錬

金属材料の精製錬反応、結晶成長や凝固をはじめ、材料の製造プロセスではさまざまな高温界面反応が利用されている。材料の高品質化やプロセスの高効率化を目指す上では、固液界面、液液界面、固気液界面など、高温融体と異相との反応場での現象を明らかにし、その制御を図る必要がある。そこで著者らは、高温界面現象の解明のため、光学顕微鏡を用いた高温反応界面のその場観察手法を開発した。本観察手法では、可視光を入射光源とし、カメラを用いて高温反応界面からの反射光を捉える事で、ミクロスケールでの反応場のその場観察を行っている。そこで本講演では、その場観察の原理およびシリコンカーバイドの結晶成長界面の観察結果を述べる。加えて、本観察手法を応用した例として、自溶炉を用いた銅製錬プロセスの検討のため、溶融マット/マグネタイト間の反応解析を実施した結果を紹介する。

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