一般社団法人資源・素材学会 2024年度 春季大会

講演情報(2024年2月2日付 確定版)

一般講演

【一般講演】環境[3/18(月) AM 第4会場]

2024年3月18日(月) 09:00 〜 12:00 第4会場(6号館 3階 635)

司会:小山 恵史(九州大学),菅原 一輝(北九州市立大学)

●環境:資源・素材プロセスの過程で排出される環境負荷物質の不動化技術,浄化材料,化学再生,モデリング,リスク評価および資源・素材プロセス技術を適用した環境保全に関する学術的議論を行う。

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件)>

09:00 〜 09:20

[2K0401-08-01] 鉱山緑化樹としてのキリおよびセンダンの根圏微生物叢とIAA生産活性の比較

○菅原 一輝1、Wiyono Christine2、柳川 勝紀1 (1. 北九州市立大学、2. 成蹊大学)

司会:小山 恵史(九州大学)

キーワード:緑化、キリ、センダン、菌叢解析

休廃止鉱山の緑化は昨今の気候変動による降水量の増加に伴い頻発が危惧される土砂崩れの防止や、坑廃水の排出量の減少に寄与すると考えられ、様々な樹種・手法による緑化が検討および実施されている。緑化の問題点として、樹木の生育に時間が掛かる点と鉱山跡地特有の土壌pHや重金属の存在が円滑な緑化の妨げとなっている。そこで発表者らは日本に自生するキリ(Paulownia tomentosa)の改良品種である10年未満で成木に達する早生桐を鉱山緑化樹として評価を行い、ヒ素やカドミウムに対する耐性や酸性・塩基性環境での適用可能性について報告している。本発表では、九州地方で積極的に植樹が進められている早生樹の1つであるセンダン(Melia azedarach)とキリの根圏微生物叢および植物の生長に関わる植物ホルモンの一種である3 -インドール酢酸(IAA)の活性について根圏の各部位について調査を行い、これら早生樹の生長の早さに関わる因子が根圏微生物に由来するものかどうかについて報告する。

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